2社間と3社間ファクタリングのメリットデメリットはどういうものがある?

中にはファクタリングは違法だ、という人がいますがそれは何の根拠もないでたらめです。確かにファクタリングの内容や扱う会社によっては違法になる可能性もありますが、普通に行えば全く問題ない行為なのです。ファクタリングとは資金確保の手段のことで、売掛債権を持っていれば基本的にどの会社でも可能です。ここでは2社間と3社間ファクタリングのメリットデメリットを解説します。

2社間ファクタリングのメリットデメリット

まずは2社間から見ていきましょう。2社間では2社ですから売掛債権を持っている会社とそれを買い取るファクタリング会社だけで成立します。2社だけで成立するということは、売掛先はここでは関係してきません。したがって、売掛先に対して「これからファクタリングをしますよ」という通知は不要ということになるのです。通知がいらないということは、何かしらの反論を受けることもありませんので非常にスピーディーに資金確保ができると言えます。こうしたメリットがある一方でデメリットですが、手数料が高く設定されていることでしょう。通知をしないのですから場合によっては売掛金を回収できない可能性も出てきます。つまり、回収できないリスクが高い分手数料が3社間よりも高くなっているというわけです。

3社間ファクタリングのメリットデメリット

続いて3社間のメリットデメリットはどうでしょうか。3社間は上記の2社に加えて売掛先が加わります。そのため、売掛債権を持っている会社は「これからファクタリングをしますが、よろしいですか」という通知を行い承諾を売掛先から得なければならないのです。まずはデメリットから見ていきますがこのためにどうしても資金確保が遅くなってしまいます。その反面、高い確率で売掛金を回収できることからリスクが低く手数料も安く設定されています。会社にもよりますが、2%程度というところも少なくありません。

事前に勉強しておくことが大切

ファクタリングはいざやってしまうと非常にシンプルなものですが、2社間と3社間でどういうメリットデメリットがあるのかを正確に学んでおかなければなりません。そうしないと後からこちらの方が良かった、と後悔することになるからです。

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